【心がほどける一冊】終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ【読書記録】

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読んだ本

『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』
著:標野 凪(しめの なぎ)



読んだきっかけ

最初のきっかけは『喫茶ドードー』
表紙に惹かれて手に取って以来、すっかり標野凪さんの作品が好きになりました
今回も本屋さんで「標野凪」と検索して、その中で一番気になったのがこの一冊でした

タイトルの「終電前」という言葉が、なんとなく自分の生活感と重なって
仕事帰りにふらっと立ち寄れるような、そんな場所の話なのかなと思って手に取りました

標野凪さんの他の作品は、ポプラ社の著者ページでまとめて確認できます


読み終えた率直な感想

読み進めるうちに、
「これって、前に読んだ『本のない、絵本屋クッタラ』に出てきた福岡の彼女では…?」
と気づいた瞬間がありました

作品同士が静かにつながっていることに気づいたとき、なんだかとても嬉しくて
まるで自分も文月に立ち寄ったような感覚で、読んでいる間ずっとほっとしていました

標野凪さんの作品は、派手な展開があるわけじゃないのに、
気づいたらするっと世界に入り込んでいる感じがあります
この本もそういう読み心地でした


印象に残ったこと

文月で出てくる「こつまみ」は、その時々の季節の食材が使われていて、
読んでいるだけなのに「これ食べてみたい…」という気持ちになりました

お酒が飲めなくてもこつまみを楽しめる、という設定もいいなと思って、
お酒の場が苦手な人でも、ちゃんと居場所がある感じがして、なんか好きでした

巻末には実際のレシピも載っていて、これが地味に嬉しいポイント
特に印象に残ったのは、ムーミンが冬に食べていたおさかなのスープ

小学生のころ、キャナルシティ博多にあったムーミンカフェで食べた
おさかなのスープをふと思い出して、また食べたいなあと自然に思えました
本を読んでいてこういう記憶が呼び起こされるの、なんか好きです

また、文月の店主・文さんのゆったりとした空気感もとても心地よくて、
福岡が舞台なので、博多弁や具体的な地名もたくさん登場します
地元が福岡の私は「ここ、あの辺かな?」「実在のお店かな?」と想像しながら読めて、
今度行ってみたい場所がまた増えました


読後の気持ち

読み終えたあと、心がとても穏やかになりました
「無理に急がなくていい」「自分なりのペースで進めばいい」
そんなふうに、今の自分をそっと肯定してもらえたような気がして

登場人物それぞれが、何かを抱えながらも自分なりに日々を送っていて
誰かに感情移入するというより、その場の空気ごと受け取るような感覚で読んでいました

季節を大切にしながら、日々を丁寧に過ごしたいなと思える一冊でした
次の標野凪さんの作品も、また読みたいと思っています


こんな人におすすめ

  • 何かに悩んでいる人
  • 仕事終わりに、静かな時間を過ごしたい人
  • 心を穏やかにしたい人
  • ごはんや暮らしの描写が好きな人
  • 福岡・博多の雰囲気が好きな人

まとめ

『終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ』は、
疲れた夜にそっと寄り添ってくれるような物語

忙しい毎日の中で、「今日はちょっと立ち止まってもいいかな」と思わせてくれる、
そんなやさしい一冊です

気になった方はこちらからどうぞ


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この記事を書いた人

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